2019年3月17日(日)
泉佐野市で行われた
「エシカル消費について」の
セミナーに参加してきました。
講師は株行会社FEM
代表取締役、
山口真奈美さん
私はFP3級の資格を取得していることもあり、消費や経済に興味があるからです。
生きていくうえで大切な知識ですからね。
「エシカル消費?」はじめてきく言葉でしたが、どういった意味なのでしょうか?
「
エシカル」(ethical)とは、倫理的なという意味で、
社会的モラル、道徳的な意味で考えて良い消費活動のことです。
物を買うときに、
この商品はどうやって作られたのだろう?
どういう人が作ったのだろう?と
背景や生産者の顔をみることです。
■具体的にどういった行動のこと?
たとえば、
環境に配慮した製品を購入すること、
マイバッグを持参する事が
エシカル消費(活動)となります。
・買い物の際にマイバックを持参
→プラスチックゴミは海ではマイクロプラスチックになりウミガメがエサと間違って食べてしまう事が問題になっています。
・食品ロスを減らす/必要なものを必要なものだけ買う
→
恵方巻きの大量廃棄問題がありますが、売れないよりロスを出した方がいいという考え方には疑問を持っていただきたいものです。
・被災地支援/ふるさと納税
→
東日本大震災や
熊本地震など、地域の物を買うことによって地域が元気になります。
・認証ラベルのある商品を買う
PSCマークがある商品をか
・マイボトルを持参する
→ペットボトルはリサイクルされますが、マイボトルで環境にもお財布にも優しい習慣にしてみませんか?
・シェアリングサービスを利用する
→レンタカー、シェアカー、ウーバー、エアビーアンドビーなど
誰かとシェア(共有)する事業も流行っています。
私は
マイバッグを持参する活動は積極的にやっています。
日本ではまだ活動が少ないので、残念なことに意識が高い人がとても少ないです。
コンビニではペットボトル1つに袋をつける店員や消費者がいてとても残念に思います。
私が店員側をやっていたときに、お客様として外国の方がいらっしゃいました。
日本人との
意識の違いに驚きました。
外国の人は両手いっぱいでも抱えきれるなら、
「袋はいらない」というスタンス
何も考えていない日本人とは大違いです。
店員さんの方から「おしるし(テープ)でいいですか?」とお客に声をかけるようになってほしいものです。
もちろん、私はやっていました。
「あ、袋いれて」っていわれたらイラッとするんですけどね(笑)
衣食住は生活必需品なので、特に
エシカル消費を考えたいです。
せっかくの
セミナーだったので講師の先生に直接質問をさせていただきました。
質問:「オーガニックコットンってなにがいいの?普通のコットンと何が違うの?」
たとえば、服。
ポリ
エステルの化学繊維のものより、綿。
「綿」でも、貧しいインドの
学校に行くことができない子供たちが綿を栽培しています。
学校に行くことができない子供はもちろん、字を読むことができません。
それの何が悪いのか?
字が読めないということは、
「農薬の分量がわからない」のです。
農薬を適切な量散布できず、人体に影響のある量まで使用している可能性があるのです。
土壌も汚染される、人体も汚染される。
これが、いいことか、悪いことかはいわなくてもわかります。
そこで、
オーガニックコットンを買うことが社会貢献に繋がります。
オーガニックコットンと普通のコットンは品質の違いは特にないそうなのですが、
生産者の人体への影響や土壌汚染がされないという点で社会貢献となります。
自分が直接身に付ける衣服、できるだけ農薬が使われていない方がいいですよね?
私も、
無印良品のパジャマを着ていますが
オーガニックコットンでとても気持ちいいです。
自然のものっていいんですよ♪睡眠の質も良くなりますしね♪
私はかなり
ユニクロ派だったんですが、このパジャマを買って感動したので
無印良品の洋服を変えていくつもりです。
基本コットンでオーガニックで品質が良いからです。
安いから買う!のではなく、いいものを長く大切に使うものの使い方をされている人は素敵だと思いませんか?
▶過去記事:
綿パジャマでいい眠り「無印良品」のオーガニックコットンパジャマが最高!
■ まとめ
わたしたち消費者は
「買い物」という未来への投票によって
世界を、未来を変えることができます。
日本のような先進国が安く物を買えるということは、
世界のどこかで、先進国の私たちより、過酷な環境や安い賃金で働いている人がいるからこそなりたつことなのです。
自分がした消費活動によって与え得る影響について、
しっかり考えることが私たちが世界へ、未来へできる貢献なのかもしれません。
ミニマリストの持たない暮らしが流行ってきているのも、
私たちは
エシカル消費をしないければならない時代の流れなのではないでしょうか?