■なぜ良い人間関係があなたを幸福にしてくれるのか?
人間関係が健康に与える影響については 第二章の誰と付き合うかで人生はここまで変わる(p49)に記載されています。良い人間関係と言うのはとにかく友達が多い方が良いと言う意味ではなく、 重要なのは量より質だと言うことです。◆友人が多い人ほど苦痛に強い
友人と会ってコミニケーションをすると脳内麻薬の1種である「エンドルフィン」が分泌されます。 エンドルフィンの効果は、陣痛剤として知られるモルヒネ以上と言われています。 友人が多い人ほど苦痛に強くなるわけです。 つまり良好な人間関係はモルヒネより効くと言うことができるでしょう
■ レジリエンスと共感能力を鍛えよう!
人間関係から自由になるメンタルづくりも重要になってきます。 そこで、レジリエンスと共感能力を高めることがオススメされています。◆ レジリエンスとは?
レジリエンスとは、ストレスによって傷ついたメンタルを自ら回復させる力のこと。 傷ついて、落ち込んでももう一度立ち直る力のことです。◆ 共感能力とは?
共感能力とは「相手の気持ちがわかる」ということ。相手の考えていることを予測することです。 共感すると相手の感情に引きずられるので、同時にレジリエンス(ストレスに対抗する力)も大事になります。■ レジリエンスを高めるには?
レジリエンスが強いと言うのは、人間関係でストレスにさらされたとしてもへこたれず、 前に進むことができます。 結果がある程度見えるまで挑戦を続けることができるのです。 それでは、レジリエンスを高める方法は?◆ 週2回のウォーキングや軽い運動習慣
週2回程度の30~60分のウォーキング(さんぽ)がいいといわれています。 ウォーキング以外なら軽い筋トレ、ランニングや自転車といった有酸素運動でもOK キツイ運動をやって精神を鍛えるといった体育会的な発想ではなく、 楽しく楽しめる程度の運動を続けるだけで効果は現れます。◆ 犬を飼う
なかでも、犬を飼うことは最強です。 ・孤独感を補ってくれる ・自然に運動の習慣がつく(毎日散歩に連れて行かないといけない) ・腸内環境を改善してくれる ペットを飼うと意外なメリットがあります。 それは腸内環境を改善してくれることです。 犬や猫ペットと触れ合う事は現代人に不足している細菌との接触を増やしてくれます。 これによって腸内環境が良くなればそれだけでもメンタルも改善され、レジリエンスが向上します。■ レジリエンスを行潤間を起こす10の方法
■ 共感能力を高める「瞑想」の効果とやり方
瞑想と言えば、ヨガを思い浮かべる人も多いでしょう。 瞑想の効果とやり方を紹介します。【瞑想の効果】
・共感能力を高める ・注意力が高まる ・勘が鋭くなる ・ストレスが緩和【瞑想のやり方】
1.背筋を伸ばして座る 2.自分の呼吸に意識を集中する 3.他のことに意識がされたら、ゆっくりと呼吸に意識を戻す 瞑想のやり方、めちゃくちゃ簡単じゃないですか? 慣れない、最初のうちはキツイのですが、 1日3分から始めてみると良いでしょう。 瞑想はリラックスするのが目的です。 そして、瞑想の効果は計り知れません、 私も瞑想の効果がすごいことをしってから暇があれば瞑想していますが、 はやり、客観的に物事をみれるようになったのがストレス対策として大きいと感じています。■人間関係を選ぶ幸福に生きるための8週間ワーク
「人間関係をリセットして自由になる心理学」の著者DaiGoさんは この8週間ワークをやらないなら意味がないから買うな!と言っているくらいです。 2週間ずつ時間をとって、4項目を8週間で少しずつ 自分が付き合う人を自分で選んでいきましょう。◆コーピングリストを作る
まずはストレス対策をする必要があります。 ストレスを対処する様々な方法のことをコーピングと呼びます。 ストレス対策も、人によって効く、効かないがあるので 自分なりのコーピングリストを作ってみましょう。 ・読書 ・お茶を飲む ・チョコレート食べる ・好きな音楽を聴く ・暴力的なゲームで遊ぶ ・ガムを噛む DaiGoさんの著書で紹介されていたのはこのような感じでした。 映画を見る、ドラマをみて泣く、友人と楽しく食事をするなど 色んな今を楽しむ方法があります。 DaiGoさんのリサーチ担当の パレオな男こと、鈴木祐さんの著書超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド [ 鈴木祐 ]がおすすめです。◆ 「一日再構成法」①スケジュールを管理する
日々の自分の行動を記録することで、自分が本当に幸福になれる行動はなにか?を明らかにする方法です。 自分の人間関係の整理するために、 スケジュールに対しての事前評価と事後評価していきます。 やり方は簡単でスケジュール帳に予定を記入するときに、 その予定の満足度を予測し10点満点で書き添えます。○月×日:Aさんとの食事 7点(事前評価) → __点(事後評価)
そして、実際にAさんと食事にいった後にも10点満点で評価を書き加えます。
○月×日:Aさんとの食事 7点(事前評価) → 3点(事後評価)
実際にやってみると、予定に対する事前の評価と自己評価はかなりかけ離れていることが多くて驚くはずです。
だれかとの予定だけではなく、
1人で映画を見に行くなど単独行動も同様に評価しましょう。
自分が本当に幸福になれる行動活動を見極めましょう。
◆ 「一日再構成法」②つき合う人を整理する
事前評価と事後評価をもとに、 今度は自分が誰と付き合うと本当に幸福になれるのか、誰と付き合うべきでないのかを見極めていきましょう。 この人と会う時はいつも楽しみだけど終わった後は、いかなければよかったと思うことが多いといったことがわかってきます。 満足度が低い人とは距離を置くと言う判断をすればいいわけです。◆ 新しい人間関係を実践してみる
今までのステップであなたが選んだ人間関係で生活してみましょう。 大事なのはチートデイを設ける事です。 チートデイを設けること、2週間の1度はあまり望まない付き合いに時間を割いても良いことにします。 時々は顔出さないと気まずい職場の飲み会とか、 なんとなく切ってしまうのは惜しい気がする友人の誘いなど。 チートデイを設けることで無理なく新しい人間関係を試していきましょう。それでも人間関係を選ぶことに不安や迷いを感じることもあるかもしれません。 そんな時は捨てるかどうか迷うものはいらないものだと言うことを思い出してください。 本当に必要なもの大事なものなら、 そもそも捨てる可能性さえ思い浮かべないはずです。 それは人間関係でも同じことです